離婚を回避することはできるか
2015/09/25
新宿区四谷の弁護士水野智之です。
離婚事件では離婚したい当事者だけでなく,離婚を回避したいという当事者からのご相談を受けることもよくあります。
ただ,離婚したい当事者と異なり,離婚を回避したい当事者には忍耐が要求されます。
離婚したい当事者は相手方のあら探しをして,相手方のよくない部分を指摘して非難すれば,離婚原因として認められる可能性がありえます。
しかし,離婚を回避したい当事者の場合には,婚姻関係修復のために努力を続け,相手方の気持ちが翻意するように働きかけていかなければなりません。
また,裁判所は破たん主義と言って,婚姻関係の破たんが認められる場合には離婚を認容するという考え方をとっています。
経験上,婚姻関係の破たんは意外と容易く認められやすいです。感覚としては暴力や不貞のある当事者や生活費を払わない当事者からの離婚請求(いわゆる有責配偶者からの離婚請求)でない限り,離婚は認められる可能性が大きいです。
私も多数の離婚事件を扱ってきましたが,離婚を回避できたケースはほとんどないといっていいです。
ただ,全くないわけではなく,裁判になったようなケースでも離婚を回避する道をたどったこともありました。
慎重にことを進める必要があるので難しいことは否定できませんが,離婚を回避したいと考えているのであれば一度弁護士にご相談いただくとよいです。
当職もこれまでの経験をもとにアドバイスしたり,離婚を回避する方向でのお手伝いをすることも可能です。
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